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あほ犬日記 blog


by ahoinu_diary

9/9(木)

昨日のライブに、キヨシローさんのコンサートをずっとやっていたクロスロードの船津君を呼んでいたのだが、彼から今日メールが来ていた。「ボス不在の現実を目の当たりにするのに不安な気持ちで開演を待ちましたが、一曲目からそんな不安は吹き飛びました。」と始まって、「あの企画を発案、実行していただいたことに感謝しております。」となっている。船津君にそういって貰えるとうれしいなぁ。でも、発案、実行は、梅津サイドです。僕からも感謝!です。
 本日は、さすがの鉄人梅津も8日間ぶっ続けは死ぬとの判断で、中休み企画である。「第34回TOKUZOレコードコンサート」“私のウメヅ、貴方のウメヅ、そして私がウメヅ”。コメンテーター:河合勝彦/岩田信市/古田一晴/脇田茂樹/小山妙/村上等/西川プヨ/多田葉子/惣野裕史/千葉正巳/関島岳郎(ビデオ出演)/聞き手:森田裕。
 名古屋にいる人達で、梅津さんのレコードやら秘蔵映像やらを見ながら、ワイワイ飲もうという会。なんだか、うまくいったのかいかなかったのかよく判らなかったが、結構笑えたから、まぁいいか。しかし、メンバー濃いよね。ラブリーのマスター、河合勝彦さん。グッドマンのマスターで大須ロック歌舞伎の親分、岩田信市。80年代プレイガイドジャーナルにいた脇田茂樹。正文館の偉いさんで、名古屋サブカルチャー現場の生き字引、古田一晴。
 個人的には、当時のいわゆるフリージャズと一線を画した感じで「生活向上委員会」が出てきたときの衝撃みたいなものがあったのか、有ったとしたらどういう感じだったのかと言うところを聞きたかったのだが、河合さんも岩田さんもフリージャズがきらいだったようで、うまくそのあたりの話に繋がらなかったなぁ。しかし、河合さんはいいとして、岩田さんのような前衛美術家が、フリージャズを嫌いだったというのは、以外だったなぁ。岩田さん曰く「美術ではポップアートのように、ポップで明るい物があるのに、なんでフリージャズは難解で暗いのかと思っていた」とのこと。その思いが「生活向上委員会」へ目を向けさせたのはよく判るし、後日、大須ロック歌舞伎へと繋がっていったのも判るような気がする。
 始まって少し経ったっころ、本人の梅津さんも会場に現れたのだが、隠れて座っていた。それを知ってか知らずか、元KUKUのマスター村上等さんが、「僕は梅津さんが嫌いだ」と言いだして、俄然面白かった。最後は梅津さんもステージに上がってきて、みんな酔っぱらって楽しい夜でありました。
by ahoinu_diary | 2010-09-30 18:16 | 2010.9