5/18(木)
2006年 06月 09日
第十五回TOKUZOレコード・コンサート。映画『トム・ダウド〜いとしのレイラをミックスした男〜』公開記念“天才TOM DOWDの仕事を聴く!” 案内人:松井順一・森田裕・臼井康浩・仁藤由美。まず最初に50年代のR&BやR&Rを聴いて、次ぎに50年代のジャズ。トム・ダウドの録音はジャズでも、中音重視なんですね。これはやはり、カーラジオで聴かれるR&Bを手がけていたからだと思われます。そして個人的には一番好きな60年代のR&B/ソウル。オーティス・レディングが、「I've been loving you too long」と「Respect」のヒットで、ソウルミュージックの頂点に突出していこうとする、まさにその時、トム・ダウドは最新の録音機持参でSTAXのスタジオに行き、名作「Otis Blue」というアルバムを、STAX初のステレオで録音するのでありました。そして、アレサの登場!映画に中ではアレサのレコーディング風景が映し出されるのですが、なんで、そんな映像を撮っていたのかが不思議。何に使うための映像だったんだろう?70年代に入ってロックの時代まで順番に聴いてくると、右にギター、左にドラムとはっきり別れていた初期のステレオから、徐々に変わっていく様子が面白い。さすがにPA臼井のコメントが含蓄がありましたですね。
by ahoinu_diary
| 2006-06-09 17:08
| *5月の日記