カテゴリ:2012.06( 13 )

6/30(土)

キャンディ・ステイトンを観に東京まで行ったのだった。今回は朋ちゃんと一緒で、新幹線のチケットとホテルを用意して貰ったので、僕はついて回るだけ。僕は、年間300日以上を今池から外へ出ずに過ごす。残りの60日くらいは愛知県から出ないので、県外にいるのは4〜5日なのですねぇ。東京なんて3年に一回くらい行くかいかんかである。昔はバンドのツアーやら、コンサートを見に行くやらで、あちこち行ったものだが、ここ何年かは本当に出不精なのですねぇ。旅慣れていないので、朋ちゃんのおかげで、えらい楽ちんだぁ・・。
 ホテルは新橋、会場は六本木ということなので、一旦ホテルにチェックアウトする。始めて降りる新橋の駅からホテルまで街を散策。サラリーマンが ガヤガヤと飲みに来そうな、いい街である。ホテルで身軽になって、時間が早いのでどこかで一杯引っかけようと、回り道しながら六本木へ向かう。新橋の裏道を歩いていると、朋ちゃんが「あっ!」と叫んで立ち止まる。一見、普通の民家なのだが、玄関口の所が広めの板間になっており、そこを覗き込むと、お爺さんとおばあさんが二人でなにやら作業をやっている。入り口を見ると「石田琵琶店」と書いてあって、どうやらそれは琵琶を作っているところらしいのだ。琵琶でっせ・・・琵琶。日本中で一年に何台売れるんだぁ。お江戸はやっぱり違うねぇ。
 やがてついた六本木あたりにはちょっと見た限りでは、僕たちが楽しそうな呑み屋は見かけなかった。でもって会場である六本木ビルボードのあるミッドタウンで時間を潰し入場。ビールは900円。焼酎は750円で6〜70ccくらいかな。得三は120〜130cc入って500円だぜ。こんな所で泥酔してたらえらいことになる。ようするに、ここは、僕らのような町人が来る所では無いのだね。アメリカ黒人の不屈の精神と、粘りながらグロウルする唄に、酔いつぶれる寸前で、激しく自分の精神を重なり合わせ、身も蓋もなくノックダウンされてしまう、などということは、この店では起きないのではないかと思う。出来れば、二度と来たくない。
 キャンディ・ステイトンは、本当に好きな歌手だ。70年代初め頃の、ディスコになる前あたりが特に好き。Fame時代ね。若気の至りなのかなんなのか、唄の衝動を制御できずに、むき出しの感情がはみ出てしまう瞬間があって、震えるほど可愛らしい。まぁ、いい歳なのだから、それを期待しては酷というものだろうが、やはりそんな場面は無かったな。声は出るのだから、もうちょっとガッ!!といって欲しかったけどね・・・。
 終わって、居心地のいいところで飲みたくて外へ出る。歌舞伎役者の芝喜松さんの知り合いで一度会ったことのあるおねぇちゃんが、銀座でバーをやっているのを思い出し、芝喜松さんを呼び出そうと電話をかけてみるが、「昨日から九州なんだよ。」とのこと。電話しておくから行ってやってくれというので、二人で銀座方面へ歩く。歩いて行けそうな距離なのだ。途中有楽町を通ると、ガード下に、いい感じの屋台を発見。これこれ、ここがいいよね。とばかり、朋ちゃんと一杯引っかける。そういえば、以前、林とケーシー高峰を観に来たときも有楽町を通って、いい街だなと思ったことがあった。その時は、フランク永井が待ち合わせしてた頃のまま、リニューアル出来ずに取り残された感じがして好きだったのだが、ガード下の屋台も昭和の匂いがした。ちょいちょいと飲んで、銀座へ。死ぬまでに、銀座で飲むとは思わんかったぜ。「g」というバー。カウンターだけの狭いバーだが、歓迎されて嬉しい限り。居合わせた常連客の人達とも話しながら、クイクイと美味しい酒を飲む。ここは銀座だけれど、町人でもOKですぜ。歌舞伎好きの人達の拠点となっている店らしく、全国から歌舞伎好きが立ち寄る店のようだ。よって、僕は話しに入れませんが、疎外感もなくいい感じでした。酔っぱらってホテルへ帰り寝る。
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by ahoinu_diary | 2012-07-25 22:32 | 2012.06

6/27(水)

ライブが始まってしばしした頃、新聞社から電話がかかってきた。ザ・ピーナッツの、おねぇさんの方が亡くなったので、「今池音頭」発売のいきさつと思い出を取材したいという。読売新聞だったので断ってやろうかとも思ったが、商店街の宣伝にもなるので受けることに・・・。
ザ・ピーナッツは引退後の姿が、ものの見事に世間に知られていないので、引退したときまでの姿しか僕たちは知らない。若い頃の、あの姿のまま死んでしまったような感覚になりますよね。日本一のザ・ピーナッツマニア、山田君はさぞかし悲しんでいるだろうなぁ。
 ライブはC.C.King[松原秀樹(b)田中義人(g)森俊之(key)玉田豊夢(ds)]。前回より断然よくなっていた。メンバーそれぞれが曲を持ち寄っているので、曲自体だけを見てみると、かなりジャンルに幅がある。結構バラバラな感じになるかと思いきや、どっこいバンドらしい統一感がちゃんとあって素晴らしい。リズムのスケールも大きくなってきている。楽しいバンドだなぁ。酒がすすむよね。
 そういえば、昨日ボビー・ウーマックの新譜が届いていたんだった。アナログで買っちゃったもんね。みんなで聴こうと思ったが、お客さんが多すぎてちゃんと聴けず。深夜に落ち着いてから聞き返したら、なんかいいんじゃないの。いや、これはいいよね。やりましたね。ボビー・ウーマックはモノが違うぜ。しばらくハマりそう。
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by ahoinu_diary | 2012-07-25 19:48 | 2012.06

6/25(月)

昼にカミさんから電話。「今池公園に和田がいるよ」。和田というのは、ドラゴンズの和田選手なのであった。見に行ってみると、和田選手とその奥様らしき人が味仙のおやじさんと子供達と一緒に遊んでいる。「ファンです」と近づいていこうかと思ったが、やっぱり大人げないじゃないですか。一旦店に戻ると、スタッフの林が去年作った得三特製のドラゴンズTシャツを渡してこいと言う。しばし躊躇したが、お子様に子供用をプレゼントすると言うことにすれば、なんとなく素直に貰ってもらえるのではないかというっことになり、再度公演へ向かった。得三特製のドラゴンズTシャツというのは、久原大河画伯による去年のレギュラーメンバーの似顔絵が入った、球団未承認のインチキTシャツなのだが、まぁいいか。球団に知れてお咎めがあるというようなことも考えないではなかったが、ええぃ!渡しちゃえぃ!!和田さんは、とても有名人とは思えないほど気さくないい人で、丁寧なお礼とともに、受け取っていただいた。Tシャツの真ん中には、落合監督と並んで森コーチの似顔絵も付いており、そこがこのTシャツの自慢すべきところなのだが、なんとかこれが森コーチ自身の目にとまって欲しいねぇ。森コーチのTシャツなんて他には無いと思うからね。
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by ahoinu_diary | 2012-07-25 19:48 | 2012.06

6/19(火)

「六栁庵やそ・三味線VS仙波清彦・鳴物」[梅屋巴(大皷)福原百貴(笛)杵屋喜鶴(三味線)]。遂に古典邦楽が得三に登場じゃ。ライブハウスという不埒な場所でこんな事が出来るのも、やそ・仙波という、特異な達人がいたおかげ。ありがたや、ありがたや。平台と毛氈でステージを作り、客席も前の方は桟敷にする。一部はガッツリ歌舞伎の名曲選。これはあまり言われないことだが、100年以上生き残ってきた「楽曲」そのものが、まず素晴らしい。そして、それらを体の奥まで染み込ませた人達の演奏。ちゃんと理解して聴くには、言葉の問題があるので、こちらも予習して臨まねばならないのだろうが、もともと洋楽ばかり聴いてきたので、言葉がわからないのは気にならないのでありました。勝手だね。やる方としては、その楽曲や演奏、時代背景などについて、色々レクチャーしながら演奏したくなるのは判る。そのレクチャーのおかげで、こちらもつたないながら色んな知識を得るのではあるが、今回はせっかく仙波さんが来るのだから、レクチャー無しで、ズッシリと長唄をかませてくれと御願い。思った通り、スリリングで非常に聴き応えのある演奏だった。
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by ahoinu_diary | 2012-07-25 19:47 | 2012.06

6/18(月)

板橋文夫&李政美ジョイントライブ。一般的なイメージではジャズピアニストの板橋さんだが、得三へはジャズではない唄物でやって来てくれることが多い。でも、板橋さんのは、バックミューッジシャンって感じには絶対ならないのです。今日は唄と二人きり。双方が触発され合いながら、同時に一つの唄を歌っている感じ。李政美さんは、基本的には西洋の声楽を学んだポップス歌手なのだが、自らの中に流れる血を意識してか、朝鮮民謡等を取り上げることも多い。板橋さんのSoulfullな部分と、李さんのSeoulfullな所の相性がよくて、どんどんと白熱する。やんちゃな板橋さんを平気で泳がせる、懐の広さが李さんには有って、そこも楽しんで聞いていられる秘訣。ちょっとお得な夜でした。
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by ahoinu_diary | 2012-06-25 21:10 | 2012.06

6/17(日)

8823[酒井ちふみ(vo)田中晴之(g)山田晴三(b)堀尾哲二(ds)]/バレーボールズ。亡くなったブルースギターマスター塩次伸ちゃんがやっていた、4029(シオツグ)のメンバー達が、その意志を継いで、ヴォーカルに酒井ちふみさんを迎え、やっているバンド、8823。田中晴之さん、山田晴三さんは、僕も昔から観て知っている、ややにいさん(8823)達である。ヴォーカルを除くと、ギタートリオなのであるが、トリオで演奏するのがかなり困難な選曲をしている。「その曲、3人じゃ無理だろう」って曲が多いのですが、そこはさすがに達者な人達で、きっちり丁寧に聞かせてくれます。うまいっ!「その曲に8人がかりかよっ!」というバレーボールズとは対照的。終わった後は、晴三さんたちとも呑めて、楽しい夜でした。
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by ahoinu_diary | 2012-06-25 21:10 | 2012.06

6/12(火)

「第四回 爆裂!カラオケ大会」総合司会:山田チャンス/お寿/KOI。もう4回目になるのか。得三では年間360本くらいのステージが行われるが、実は、このカラオケの日が、一番ステージ仕込みが大変なのである。昼一でみんなが集まって、ステージを作る。PAも照明も12時間ぶっ通しで仕事。スタッフも、カラオケをセッティングする者、紙吹雪を撒く係の者等、全員通しのフルスタッフとなる。たかがカラオケに、ここまで無駄なエネルギーを注ぎ込むから面白いんだよね。疲れますけど・・・。この日は、サッカーのワールドカップアジア予選と重なっちゃって、お客さんの出足がイマイチだったが、それでも朝まで途切れることなくカラオケ三昧。こうなったら、来年はノンストップでU-Stream配信してやろうと思っているぜ!!
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by ahoinu_diary | 2012-06-25 21:09 | 2012.06

6/10(日)

ROVO。毎回映像や照明でも楽しませてくれるROVOだが、前回までVJで参加していた、迫田悠さんが海外に拠点を移したため、今回は照明の人が来たのだが、客席に裸電球を何個もつるし、音に合わせて演出するという手法で、客席とステージの境を希薄にしていて、ROVOの新しい魅力となってゆくだろう。
 終わってから、山本精一・芳垣安洋と飲んでいたのだが、彼ら二人は中国の歴史にやたらと詳しいのだ。延々と訳のわからん話をしている。なんなのじゃ。
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by ahoinu_diary | 2012-06-25 21:09 | 2012.06

6/9(土)

騒音寺ワンマン。この日の演奏で、ドラムのサウザーが抜ける。8年間在籍したことになるが、記憶ではサウザーの騒音寺初舞台も名古屋だったような気がする。渾身のステージが終わった後も、超満杯のお客さんは延々と飲み続ける、エンドレスな夜。サウザーお疲れ様でした。
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by ahoinu_diary | 2012-06-25 21:09 | 2012.06

6/8(金)

松田美緒&ビスコイット・グローボ[鬼怒無月(g)佐野篤(b,per)ヤヒロトモヒロ(per)]。ファドや南米音楽を基本に、世界を飛び回りながら歌い続けている松田美緒さんが、日本の唄も含めて、自己の全てを詰め込んだ形にしようとしているように受け取れるバンド。松田さんのひととなりに、年上の演奏陣が集まっている感じがあって、とてもいい感じだ。今回が初ツアーなんだと思うが、まだまだ良くなりそうな予感があり、これは是非パーマネントに続けていって欲しいと思う。
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by ahoinu_diary | 2012-06-25 21:08 | 2012.06